アトリエ立夏

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アトリエ立夏

Tottori / 2019

子供の頃に行ったことがある、ような、ぐらいの記憶でしかない鳥取。関西から山陰をぐるっと巡れるお得な切符を、たまたま発見し行ってきました。切符は少し特殊で、関西から山陰までは新幹線+やくものルートとスーパーはくとのルートがあり、行き帰り違ったルートを通らなければなりません。そして山陰本線は乗り放題(特急も自由席であればOK)JR四国はよく乗っているので、まぁ同じぐらいかなと思っていたら、山陰本線はさらに電車の本数が少なくて観光地が駅から離れてる率が高め。旅行前に行きたいところと交通手段をかなり悩みながら事前に検討をし、さらに現地でも分刻みのスケジュールを組み、なかなかハードな内容に。
でも盛りだくさんで楽しかったです。

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行きは岡山まで新幹線で向かい、そこからやくもに乗って山を超え、米子を通り過ぎて安来へ。安来と言えば庭で有名な足立美術館があります。一度も行ったことがなかったので、この機会に行ってみることにしました。 足立さんのコレクションを紹介している美術館ですが(横山大観や魯山人などなど)周りの日本庭園が美しいことで様々なメディアに紹介されています。

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お寺の庭をみたことがあるとわかるのですが、実際のお寺よりかなりの手間をかけてメンテナンスしているのがわかる整い方。また面積よりも景色を大きく見せるためにいろんな仕掛けも。 この仕掛けを人工的だとか姑息ととるか、それともアイディアととるかはそれぞれでしょうが、一度みてみると面白いと思います。

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米子ので宿泊をし、その次に向かったのは倉吉。事前調査では1時間程度で十分という昔ながらの街並みが楽しめるところなのですが、お昼を食べたこともあり全然1時間では足りない「隠れスポット」が多い町でした。
元々陣屋町で、古い白壁の建物が残り、現在はカフェやショップが入っています。
こういうガイドブックにはあんまり紹介されていないところで「お宝」を見つけるのが大好きなのですが、今回は素敵なカトラリーや雑貨、そしていままで聞いたことがなかった「なつひめ」という品種の梨を購入。

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このなつひめは20世紀梨をさらに品種改良したもので、幸水と20世紀梨の間に収穫されるものだそうです。ちょうど行った時が初収穫の日で、まだ早いかなーとお店の人はおっしゃってましたが、 瑞々しさとさっぱりとした甘さがとっても美味しくてびっくり!関西でも販売してほしいです。

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そして倉吉から鳥取へ。曇り空、時々雨の中、今回のメインでもある「鳥取砂丘」へバスで向かいました。鳥取駅から砂丘までそこそこ離れていて、山を越えるといきなり砂丘と海が広がります。
噂では「砂丘といってもたいしたことないよ」とか聞いていましたが、やっぱりすごい風景!そして実際に歩いてみると広い高い!そしてものすごいアップダウン。曇っていたので砂が暑くなっておらず(夏の晴れた日は火傷をしてしまうぐらい砂が暑いそうです)湿度とかなりの傾斜となれない砂地に息を切らせながら裸足で馬の背に登り、 バスの時間があるからとすぐにまた下って登ってをして もうヨボヨボの私は「脚がー息がー心臓がー汗がー」と言いながらなんとか戻ってきました。
最近何時間もの登山をしている友人も辛いと言っていたから、多分多くの人にとってはなかなかしんどい道のりだと思います。

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砂丘から駅前に戻って、鳥取といえば、の「すなば珈琲」にて休憩をし、それからメインその2である鳥取民藝美術館へ向かいました。山陰といえば食器好きな方はご存知の通り、民藝をルーツとする窯元がとても多いエリア。
この鳥取民藝美術館は吉田璋也のコレクション・プロデュースしたものを展示しています。

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さらに美術館の隣には山陰の窯元だけでなく、日本中の民藝の商品を購入できるショップがあり、さらにその隣は実際に食器を使うことができるたくみ割烹店も。悩みに悩んで木製のマルチにつかえそうなお皿を購入しました。

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ガイドブックやネットで調べても、色々スポットはあるけれどどうも掴みにくい鳥取の魅力(失礼)でも、実際に行ってみると魚介類美味しいし、大山があるので乳製品や畜産もあるし、梨も美味しいし、民藝や作家もののお店もあって、山あり海あり、程よいバランスがとても良かったです。
ただ横に広い県なので、移動時間がかかるのが難点でしょうか。帰りは鳥取からスーパーはくとで一気に関西に戻ってきましたが、車中は揺れに揺れるので酔いやすい人注意。

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あと、倉吉で「餅しゃぶ」をいただきました。カラフルでしかも美味しい!栃餅のあんかけ?も美味しかったです。
足立美術館:https://www.adachi-museum.or.jp/
町家 清水庵:http://seisuian.jp/
鳥取民藝美術館:https://mingei.exblog.jp/