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12:鎌倉・東京へ

鎌倉と東京にふらっと行ってきました。 というのも今月いっぱいで神奈川県立近代美術館が閉館となってしまうためです。 合わせて行きたかったところも巡ってきました。

羽田まで飛行機で向かい、そこからは電車で鎌倉へ。まだ新年の参拝や厄払いの人がごった返す鶴岡八幡宮を目指しました。 途中、行きたかったオクシモロンにてランチ。まさかの1時間以上待って(整理券が発行されるぐらいなのでよくあることなのかと)、和風キーマカレーを頂きました。 インテリアは綺麗めアンティークで上品な感じですが、選曲やカレーからけっこう男らしい感じもします。そういえば男性客も多い…

ランチの後は近代美術館へ。 想像よりもこじんまりとした規模で、和洋どちらでもない不思議な印象です。 館内は確かに年期が入っていて、建具もちょっとお疲れ…でも階段の手すりや窓、フェンスなど今でもオシャレだなと思う箇所が沢山ありました。 曇り空だったので、光の反射はありませんでしたが、池に浮かぶようなあの風景も堪能です。最後を惜しむお客さんでいっぱいでした。 ついでに、と近くの別館にも行きました。 ここは工芸品などの展示を行っていて、魯山人の器やシャルロット・ペリアンの大きなタペストリーなどを見ることができました。

夜は銀座の月のはなれへ。 ここは老舗文具店の月光荘の飲食店です。 雑居ビルの屋上に突然現れたバーにびっくり。名物のガンボ(スパイスの効いた煮込み料理)やオーブン料理などを楽しみました。 都会のオアシスとはまさにこれ。

翌日はまず今回の目的2の日本民藝館へ。 民芸ファンとしては行かないわけにはいきません。柳宗悦コレクションの民芸や氏の書などがとても雰囲気のある建物で展示されています。作家ものとは異なり、無骨だったり厚手であったり、少しスマートさには欠けるかも知れませんが、時代が経っても味わい深い表情がなんとも素敵です。 ついついお土産も買ってしまいました。

そして青山にある根津美術館。都心のど真ん中ということを忘れるぐらい広大な庭園があり、ここを散歩するだけでも訪れる価値があるのでは。 建物は隈氏。企画展は松竹梅モチーフの美術品の展示でした。 私が気に入ったのは百椿図。江戸時代の園芸ブームで、様々な品種の椿やそのアレンジメントを紹介した巻き物です。 彩色の美しさ、飾り方の多彩さは今見てもとても楽しめ参考にしたいぐらい。

青山は他にほぼ日のフラッグショップ、TOBICHIにも立ち寄りました。ちょうど増田セバスチャン氏のインタレーションが開催されていて、覗いてみました。 凄くシュールで現実的でなんだか東京ぽいなぁ、という内容(詳細はこちらへ) また近くまで来ていたのでスパイラルへ。 ちょうど武蔵野美大の卒展が開催されていて、作品のなかカフェで休憩。

最終日は飛行機まで時間が少しあったので、品川のニコンギャラリーへ。
歴代のニコンカメラやニコンの技術が紹介されていて、カメラ好きには楽しめる場所でした。
つねに新しい物に溢れている東京ですが、私にとっては古き良きものが残っている場所。
そんなところやお店がこれからも続いて欲しいな、と渋谷の再開発を見ながら思いました。