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17:高山〜北陸へ

atelierricca

小さいころに行ったことがある高山、もしかしたら2回目?の富山、何度も訪れている金沢。
この3ヶ所をぐるりと一筆書きするように訪れました。
まだ紅葉には早かったのですが、美味しいものを食べて、地方都市のあり方を考えさせられ
のんびり自然を...ではなくとにかく歩き回って楽しんできました。

今回はあまりメジャールートではないのですが木曽の自然を楽しみながら高山から回って北陸に抜けたかったので、 「ワイドビューひだ」という特急に乗り、岐阜から行くことに。
あいにくの雨でしたが木曽川にそってぐんぐん山奥に入って行く風景は圧巻。
結構揺れますが...。
5時間ぐらいで高山駅に到着。肌寒いですが澄んだ空気に思わず深呼吸。
まずびっくりしたのが駅周辺の観光客対応の設備の充実っぷり。
外国の観光客がとても多くて、英語表記はもちろん、十分な量のロッカーにビジターセンターを兼ねたカフェスペースなど 今までにみたことがない駅前の姿。
とはいえタクシー運転手曰く、外国の観光客は増えているものの、民泊やゲストハウス利用が多くて、地元に使うお金は増えていないのだとか...。
食事もスーパーやコンビニで済ませてしまうようです。
むしろ旅館や温泉を楽しむ日本人客は情緒が味わえなくなってしまって客足が減り、観光業としてはトホホのようです。
地方都市に観光客を、というのは難しいなとつくづく思います。

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そんな高山、目的は「美味しい飛騨牛を食べる」。
事前に調べてオステリア・ラ・フォルケッタというお店でランチをいただきました。
古民家の落ち着いたレストランで、飛騨の食材などを使ったイタリアンです。
フォルケッタ:http://www.hidatakayama.ne.jp/forchetta/

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エゴマを入れたジェノベーゼポテトサラダ、魚介のテリーヌ、エゴマ入りのお肉のテリーヌや人参のフラン、バーニャカウダなどなど。
龍の瞳とビールのレモンリゾット、飛騨ネギのパスタ。
(あとで調べたら龍の瞳とはお米の種類らしい)どれも美味しくてガッツポーズ。

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そして目的の飛騨牛のほほ肉ワイン煮込み。
繊維がほろほろになるまでしっかりと煮込まれていて、お肉の旨味がぎゅっと濃縮されている感じです。
デザートは飛騨りんごを使った暖かいカスタードケーキ(のようなもの)最後まで大満足のランチとなりました。
雨と寒さで結構大変でしたが、列車の時間までは高山の町並みをぶらぶらしました。

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高山から富山市までは1時間と少しで移動。
富山市といえば立山黒部の玄関口というイメージが強く、富山市自体のことはあまり知らなかったのですが、調べてみると世界先進モデル都市に選ばれ、コンパクトシティ政策を軸に都市を整備してきたところだそう。
わかりやすいのは中心部に走っているLRTという路面電車。
これが本当に便利で駅からホテルまで雨に濡れずバリアフリーで移動できました。
(※コンパクトシティに関してはとても話が長くなるので割愛)

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富山での目的はキラリという複合施設と
今年夏に完全オープンしたばかりの富山県立美術館へ。
キラリはまちの中にある美術館&図書館&オフィスビルの複合施設。
羨ましくなるぐらい広々とした図書館で、こんなところならば1日中いられるなと思います。
とはいえこの規模を支えるために地元の企業がスポンサーとなっているらしく、各雑誌のカバーには企業名のシールが。
人口が減って行く中、有益な公共施設が減って行く中、良いものを維持して行くにはそれなりの工夫が必要な時代なのかもしれません。

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富山県立美術館は駅の北側に広がる富岩運河環水公園という運河沿の公園の先にあります。
この公園も綺麗に整備されていて、散歩にぴったりの場所。また世界一美しいスターバックスの店舗もここにあります。
最近は美術館といえば、市民参加型のワークショップやギャラリー貸しなどが多くて、この美術館ってなにを収蔵しているか不明、ということも多々。
そこでここはもともと持っている作品(アート&デザインというだけあって絵画、ポスターに椅子のコレクションが有名)をしっかりと紹介。
屋上は遊具がいっぱい、ガラス張りの室内からは立山連峰が楽しめると、気軽に遊びに来られる要素もありました。
図書館も美術館も都会の親子連れがみたら泣いて喜びそうな施設の充実度とゆったり感は羨ましい限りです。

キラリ:http://toyama-glass-art-museum.jp/
富山県立美術館:http://tad-toyama.jp/

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金沢はもう何度か来ていて、比較的土地勘があるのですが、実は兼六園と金沢城跡には行ったことがありませんでした。 北陸新幹線のおかげからか、さらに外国人観光客の人気があるからか、兼六園は人でいっぱい。 風情ある散策...にはなりませんでしたが一応経験として。

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あと治部そばというご当地そばもいただきました。煮物がそばの上に乗っていて、だしが美味しい。

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それより、タクシーの運転手に教えてもらった金沢城にある玉泉院丸庭園が落ち着いた雰囲気で素敵。 この庭園は明治期に一度なくなったそうですが数年前に発掘調査後、再現されて完成したそうです。
なので新しい感じは否めませんが...でも立派な石垣を背景に滝と池がゆったりと広がるお庭にわぁと声が上がっていました。

玉泉院丸庭園:http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/gyokusen-in/

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あともう一つテレビで見て行きたかったひがし茶屋街にあるお茶屋美術館にも行きました。 金沢といえばベンガラ色ですが、ここは珍しい群青の間がある元お茶屋さん。 残念ながら撮影は禁止でしたが、実際は絶妙な色合いで、派手すぎず地味すぎず、とっても素敵な部屋でした。
お茶屋美術館:http://www.ochaya-museum.com/

金沢の方が富山よりも観光としては盛り上がっている雰囲気はありましたが、数年前に比べて宿泊費が高騰している、 バスのパンフレットが毎度分かりにくいし、タクシーの運転手の対応がちょっと自分本位、お土産やさんの声かけがしつこい、 なんでもかんでも金箔(笑)とあまり今回は良い印象が持てませんでした。
北陸新幹線が開通して、週末はもちろん平日もかなりの人が押し寄せて、きっとみなさん大変だったのでしょうが... 何度も来ているだけにちょっと残念。

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そんな金沢ですが、ようやく行けた念願のお店はフルーツむらはた。
以前金沢を行った時に見つけたのですが、行列がすごすぎて断念。
今回は絶対に行く!と「むらはた」から予定を決めました。笑
美味しく食べきるためにさっぱりとしたヨーグルトパフェに。嬉しくなる見た目です。
フルーツむらはた:http://www.murahata.co.jp/parlor/

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富山と金沢ではしっかりお寿司をいただきました。
移動は大変でしたが、美味しいものいっぱいで、楽しい町歩きとなりました。